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ポケモンカードのデッキの作り方を料理に例えて説明してみる

今日は久々のポケモンカードの大型大会です。

こないだ発売した500円デッキの人気の影響もあり、自分もポケモンカードのデッキの作り方について質問されることが増えてきました。

本当はコツを即答したかったんだけど、デッキ作りの価値観はいろいろな判断軸の掛け合わせなので、いざ聞かれるとこれがなかなか答えづらい。

そこで、誰にでも伝わるようにタイトルのような例えをしてみました。デッキ作りを料理に例えて初心者のハードルを下げてみようと思います。


初心者はまずレシピを見よう

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初心者が料理を覚えようとする時、まず何をしますか?? 料理をやってみるにもいろいろな方法があると思いますが、まずはレシピを見ませんか??

カードゲームも同じです。まずはレシピを見るのが一番簡単な入門方法!

幸い、デジタル化が進んだ昨今はインターネットで調べたらnoteにもyoutubeにも面白いデッキのレシピが山ほど出てきます。まずは面白そうなデッキレシピを真似してみるのが一番の近道です。

試しに、note内にたくさんあるポケモンカードのデッキレシピをまとめてみました。珠玉のデッキレシピをぜひ参考に!

カードゲームは、効果的な組み合わせをコンボとして活用したり、カード同士のシナジーを利用してどんな手札になっても効率的に振舞う必要があります。これを何も知らないで作るのは結構難しいです。

カードゲームに慣れ親しんだ人が作るデッキは、おそらくカードのバランスやシナジーを計算して作られています。使用できるカードの種類を把握しきれていない初心者が良い組み合わせを見出すのは、例えるなら知らない食材・知らない調味料で料理を作るようなもの時間をかければなんとかなるかもしれませんが、食材や調味料を把握するまではレシピ通りに作ってみるのをオススメします。(もちろん、あえて知らない食材や知らない調味料でデッキを作ることを楽しみとする人もいます。)

レシピ通りに作っていく中で、カードの採用理由や、枚数のバランスの意図などを感じとっていけると作り方のコツが体感として蓄積されるのではと思います。大体のレシピにはその辺りまで書いてあることが多いです。


味見をする

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味見、料理と一緒でカードゲームでもめっちゃ大事です。

カードゲームでもやってるうちに好みの回し方とか型がでてくるもので、レシピ通りだろうが自分で作ったデッキだろうが、一回実際に回してみてちょっとずつ調整するのは必須の作業です。また、レシピ通りが最高のバランスとも限らないので、レシピのデッキを実際に使ってみて難がある場合は多少調整することも必要です。

ポケモンカードの場合だと、自分は最初の2ターンの動きだけ試しに回してみて、エネルギーがしっかりつくか、手札が枯渇しないか、ゲームを制圧するのに必要な札がゲーム序盤で揃うかをテストしてみます。自分はあまり深く考えずにテンポよく動くデッキが好きなので、そういう方向でちょっとずつレシピを好みのデッキに変えていったりします。入念にやる場合は一人二役演じてテストします。

このトライアンドエラーのアレンジ作業もまた結構楽しいですよ。微調整もデッキ作りの醍醐味の一つです。


デッキを作って遊んでみる中で、味見して調整できるくらいルールがわかってきたら、きっとレシピではなく自分自身の思いついた組み合わせでデッキを作りたくなることでしょう。そんな人は次のステップに進んでみて欲しいところです。


使いたいカードを起点にデッキを作ってみる

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競技思考ではなく、あくまでファンデッキ的な作り方になりますが、楽しむためにはこの考え方が一番大事かな、と思ってこの項目を書いています。

デッキを作る時に、(競技志向でないなら)何も全てのカードプールを見渡して全ての可能性を検討しながら作る必要はありません。例えるならば冷蔵庫にある食材だけで美味しい料理を作るように、今自分が持ってるカードだけでデッキを作るのもまたデッキ作りの一つの発想の起点になります。必要は発明の母というやつですね。

欲しいカードが高額カードだったりする場合もあるので、実際のところ諦めも肝心です。そういったところを別のカードで代用するのも、料理と同じでまた工夫のしどころ。

また、使いたいカードも一枚だけが起点になるとも限らず、「このカードとこのカードを組み合わせたら面白いんじゃないか・・?」という組み合わせの発想からデッキが生まれることも多々あります。この辺りはデッキレシピの再現や味見を繰り返すうちになんとなくわかってくるのではないかと思うので、遊ぶうちに生まれた発想を大事にしましょう。この発想の芽を勝ち筋として、デッキの中に理想のシナリオを作れると「勝てるデッキ」になります。もちろん、実際に理想のシナリオどおりに進むかは味見をしながら調整する必要はあります。

使いたいカードや組み合わせを勝ち筋まで昇華するの、最初はなかなか難しいのでここはもうトライアンドエラーした方が考えるより早いかもしれません。しかしこの「勝ち筋をさがす」というのがデッキを作るときもプレイ中もめちゃくちゃ大事なので、なんとかこの辺を肌感で得てほしい!


扱いやすい食材・調味料から把握しよう

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初心者はポケモンカードにどんな種類があるのか、全く把握してないと思います。

完全に把握する必要はないのですが、実は料理で言う「ねぎ、卵、玉ねぎ」みたいなよく使う食材とか、「砂糖、塩、酢、醤油、味噌」みたいによく使う調味料みたいなカードがあります。遊ぶとよく見かけるからすぐ覚えるとは思いますが、このあたりを早めに把握すると格段にデッキが組みやすくなると思います。

ただ、「このカードは9割のデッキに採用される」というカードはあっても、「確実に入れる」というカードはないので、あなたの作りたいデッキとの相性については常に考える必要があります。

デッキ作りには直接関係のない余談ですが、ポケモンカードに限らずカードゲームにおいて「確実にデッキに入れるカード」はゲームバランスを崩しているとみなされて禁止・制限されやすいです。例えば「確実に全員が4枚入れる」カードがあったとしたら、それは実質的なデッキの制限枚数が56枚になってしまうし、そのカードをどちらが先に引くかの運に左右される要素が多くなりすぎるので、運よりプレイングの重視するならあまり良くない環境といえます。

ポケモンカードでよく使われるカードに関しては、今日の大会に向けて、公式チャンネルがまとめていました。これで一覧できそうです。

・・・

カードゲームのデッキ作り、やりたいことと実際のバランスを見極めるなかなか奥が深い作業です。ここに書いてあること以上に慣れてきて競技志向になってくると、大会などで使われるカードの環境を考慮する必要が出てきますが、これはもうカードゲームの環境という概念の説明が大変なので別の機会か他の人に譲りたいと思います。ポケモンカードはメタゲームとしての面白さがあるので、今日みたいな大会は始まる前から「どのデッキを使われるか」の読み合いが始まっていて面白いですよ。noteに大会環境の考察記事があがりまくってるのもそういうわけです。

余談ですが、自分は多くの人に伝わるように料理で例えたけど、正直ふうとさんのようにデザインに例えるか少し悩みました。カードゲームのデッキ作りは完全にデザインだと思うし、プレイングの判断は一つ一つが意思決定の練習だと思っています。

いろんな人にカードゲームをやって欲しくて書いた記事でした。

CL横浜、観戦待機します!

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note株式会社でデザイナーしています。グラフィックデザイナーとしても活動していたりします。

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